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 専門学科の紹介 食料生産科

「ベニバナの栽培と加工食品開発研究」 食料生産科2年

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T 研究動機
ベニバナは1982年山形県の花に指定されその歴史は古く、約4,500年前にシルクロードを経て日本に渡来、染料・生薬・油料・食・化粧品に用いられてきました。
  私達の学校がある上山市には「紅花地蔵」が今でも大切に守られています。「上山市」・ 「上山まちづくり塾」・「栽培農家」の皆さんと連携し、生産・流通・新商品開発・販路 拡大をめざしベニバナ栽培の復活に挑戦しました。
U 研究目標
研究目標を1.無農薬栽培方法の確立 2.付加価値加工食品の開発 3.経営と流通の有利性証明の3点としました。
V 実施内容及び結果
無農薬栽培技術の確立と加工食品
上山市民農園「ベンテンガルテン」12アールと本校圃場3アールで無農薬栽培に挑 戦しました。土壌分析を行いうね幅150cm、株間 30cm、二条まき。4月2日播種、栽培管理はJGAP(農業適正基準)に沿って行いまし。上山は4月から6月に降水量が少なく、気温も低く炭疽病発を抑え 初期生育が促されました。これにより播種適期が分かりました。
紅もちづくり
上山まちづくり塾の方と「紅もち」作りに挑戦しました。@荒振りA中振りB揚降りC花ねせの伝統的な工程で行いました。また「乱花」も作りました。
加工食品づくり
早速、山形県産はえぬき米粉を原料に「ベニバナマドレーヌ」製造に挑戦しました。 グルテンを含まない米粉を膨らませるため@「小麦粉添加量による膨化率」A「ベニバ ナ粉末添加割合」の実験を行い、米粉と小麦粉を50%ずつ配合、ベニバナ粉末5%添 加で、ふっくらと柔らかく重量感のある製造ができるようになりました。
ベニバナ若菜栽培
ベニバナは10アールあたり100kgの種子が採取されます。これを活用し野菜と して「ベニバナ若菜」栽培に取り組みました。4回収穫できました。
連作障害を防ぐそば栽培
ベニバナはキク科植物であり、連作障害があらわれます。そこで後作(あとさく)とし てそばの栽培を行い後作で回避できるか調査しています。
耕うん・播種・生育と順調であり収穫できました。
W 普及活動
私達が最も力を入れたのは全国へのPR活動による販路拡大です。『全国へ発信』す るため、『浅草寺』、東京銀座アンテナショップ『おいしい山形プラザ』で普及活動を 展開し、販路拡大が決定。栽培・加工・販売による農業の総合産業化による大きな手ごたえを得ました。
X まとめ
研究をまとめると
  ・ベニバナの栽培から加工までできました。
  ・産官学の固いネットワークにより研究を深化・普及させることができました。
Y 今後の課題
今後の課題は、花摘みの労力確保と省力化技術開発、新たな商品開発です。地域農業の創出と全国へ発信するため、これからも頑張っていきます。

田植えをしました

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食料生産科1年生全員が学校の水田(約30アール)に田植えをしました。品種は「はえぬき」で、株間約18センチメートル、条間約30センチメートル、1回で3〜5本の苗を植えることなどの説明を受けたあと、水田に向かいました。初めての生徒もいましたが、慣れるにしたがって上手に植えることができました。秋には収穫し、また全員で試食することにしています。

3名が県大会へ(農業クラブ校内意見発表会)

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「農業クラブ校内意見発表会」を開催しました。
審査の結果、次の3名が県大会に出場することになりました。

・奥山雄太君(2-7)「農業とあこがれ」
・式澤史悦君(2-7)「環境を変えるモミガラの可能性」
・藤澤光輝君(2-7)「過去の自分と今の自分」

プロジェクト発表で全国大会に出場 〜本校開校以来初〜

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第62回日本学校農業クラブ東北連盟大会青森大会 プロジェクト発表 区分「食料・生産」

最優秀賞 
プロジェクト発表題:山形県の花「最上紅花」復活への挑戦
東北ブロック代表として全国大会に出場

MEMBERS 
上山明新館高等学校「ベニバナ研究班」(10名)
2年7組 三浦 広子  尾形 亜依  梅津 音生  市川真衣  原嶋萌乃佳
1年6組 和田さくら  滝口ひより  吉田美苗子  粟野莉奈  木村 奈菜

※ 全国大会は長崎県で開催されました。「食料・生産」区分では山形県連盟としても全国大会初出場です。
Q.「農業クラブ」って何ですか?
A.「教科・科目」の農業教科活動に位置付けられており、部活動や愛好会のように、興味のある人だけで行っている活動ではありません。本校は3つの学科(普通科・商業科・農業科)の併置校であるため、全校一斉とはいかないので便宜上、部活動等の領域に入っています。正式には「日本学校農業クラブ連盟」といい、本校の食料生産科生徒全員(119名)が加入しています。
全国では、農業に関する専門学科に学ぶ約9万人の生徒で組織されており、「プロジェクト発表」「意見発表」「農業鑑定競技」「平板測量」など「専門学習の発展・応用・深化」と「科学性・指導性・社会性を培う」ため、授業で学んだことを基礎として、授業時間以外も含め、積極的に活動しています。この活動の成果を高校生活の実績として「資格取得」や「就職」「進学」などにいかしています。
最近では地域の資源植物を題材として、授業や実習・実験で学んだことをいかして研究活動を意欲的に行う生徒が増えてきました。

Q.「FFJ」って何ですか?
A.「Future Farmers of Japan」の略で、「農業クラブ」のことを通称「FFJ」と呼んでいます。「将来の担い手を育成する日本学校農業クラブ連盟」のことです。

Q.本校の最近の活動実績はどうですか?
A.全国大会で入賞することはなかなか難しいのですが、産学官連携を密にした活動が実り、  その成果が少しずつ出てきています。先に紹介したように今年はプロジェクト発表で東北  大会で最優秀賞を受賞し、本校開校以来初めて全国大会に出場します。

  最近の実績
発表分野:「意見発表会」  平成18 ・ 19年度全国大会優秀賞受賞
「プロジェクト発表会」  平成17〜21年度連続東北大会出場
競技分野:「農業鑑定競技(園芸・食品科学)」平成18 ・ 20年度全国大会優秀賞受賞

東京・銀座で特産品をPR

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東京・銀座にある山形県のアンテナショップ「おいしい山形プラザ」と「ヤマガタサンダンデロ」において特産品をPRしました。参加したのは「食用ホオズキ研究班」「ベニバナ研究班」「夏秋イチゴ研究班」の1、2年生6名で、普及活動とアンケート調査を行いました。上山市内の企業と共同で開発したホオズキのロールケーキやアイスクリーム、ベニバナ入りのマドレーヌ、そして山形県オリジナル品種の夏秋イチゴ「サマーティアラ」などをPR。試食した方たちの評判は上々で、自信を深めて帰ってくることができました。